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2018-04-08

カベルネ・フラン

フランス・ボルドー地方を原種とする高貴な品種です。イタリアにおけるカベルネ・フランの栽培は、トリ・ヴェネトと呼ばれる北イタリアのヴェネト州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にて拡がり、よく栽培されています。このカベルネ・フランの持つ、独特な野菜や野草系の香りが好まれています。

ブドウ品種

カベルネ・フラン

ブドウ栽培について

平均樹齢: 15年
植樹密度: 4,500本
仕立て方法: ダブル・グイヨー
生産量: 8,000リットル/1ヘクタール
収穫時期: 10月中旬

醸造・熟成について

除梗・破砕作業後、26-28°Cに保たれたステンレスタンク内にて発酵。この間、ブドウの皮の持つ色、タンニン、芳香をより抽出する目的で、浮き上がる果皮を下に沈めるために攪拌を毎日行う。
ステンレスタンクでの発酵は、ブドウの持つフレッシュ感を損なわないことを目的とする。

特徴

色: 明るめのルビー色。
香り: 野菜・野草・ハーブのような野味感とフレッシュ感。経時によってその独自の特徴がさらに引き立ち、その中にはミントの香りを感じる。そこには、赤系フルーツのマチェドニアを覚える。
味わい: しっかりとした味覚のなかに、清らかさ、フレッシュ感、そして深いアロマを感じる。

料理との組み合わせ

ブドウの生育地である土地の伝統料理とは非常に相性がよい。例えば、フリーコ(チーズとジャガ イモを焼いたもの)や卵料理、サラミ、家禽獣類など。食卓に上る料理のほぼ全てに合わせられ るともいえる。

適温: 16°C
アルコール度数: 12.5%
総酸度: 5g/1リットル

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