2018-04-08

リボッラ（品種リボッラ・ジャッラ+シャルドネ）

土着品種第2番目ともいえるリボッラですが、当カンティーナでは、ブレンドワインとして製造しています。土着品種のなかでも同種は非常に古い歴史のあるもので、土地に根付いた自然抵抗力のある逞しさがあります。果実は丸く大きく薄い黄色い果皮を持ち、立派な房となります。果実の熟成は遅めです。

リボッラ・ジャッラ、シャルドネ

平均樹齢：15年
植樹密度：4,500本
仕立て方法：ダブル・グイヨー
生産量：9,000リットル/1ヘクタール
収穫時期：9月下旬

リボッラ・ジャッラとシャルドネは、果実の熟成の時期の違いもあり、分けて醸造される。破砕、軽く圧搾後、18-20°Cに保たれたスタンレスタンク内にて、土着酵母を添加して発酵。熟成は、澱引きせず、翌春に2種を混ぜ、瓶詰めする。

色：淡い黄金色。
香り：花を思わせる清楚ですっきりとした、濁りのないシンプルな香り。
味わい：生き生きとしたフレッシュ感、清楚かつピュア感のある味わい。

食前酒として。魚介をべースとした前菜など。軽い料理と相性がよい。

適温：10°C
アルコール度数：12.0%
総酸度：6.5g/1リットル